革鞄.jp トップ > 【革鞄の素材を知る】皮を革に変える「鞣し」とは
皮を革に変える「鞣し」とは
「皮」と「革」の違いについて考えたことがあるだろうか。
一般的に動物から剥いだままの生の状態を「皮」と言い、この「皮」の毛を取り除いたり、防腐処理をしたりして、鞄や靴などに使えるように加工したものを「革」と言う。
この加工の工程が「鞣し」である。
鞣す事で動物の生皮の主成分である蛋白質を固着させ、腐ったり、乾燥してニカワ状になることを防ぎ、長く使用できる状態になる。
「鞣し」の起源は古く、すでに原始の人々は捕らえた動物の内臓に皮を浸けるという、初期の鞣し方法を実践していたという。
文明の発達とともに、タンナーと呼ばれる革を鞣す専業の職人が生まれ、大量に皮革製品を供給できるシステムが構築された。
現在では、化学薬品や機械の開発によって、短時間で大量に革を供給できるようになり、皮革産業は更なる発展を遂げている。